アパレル店員の営業のコツはひとつなのでは
先日ショッピングモールにいってきた。
タイトルにひとつと書いたが、笑顔とか話し方とか、人としての関わりやすさは前提として必要だ。(背が高いですね、とか言われるとうれしい。)
それを踏まえたうえで感じたことは、
否定してくれるアパレル店員さんは良い。ということ。
否定というのは、つまりその店員さんが自分の意見を言ってくれているということで、その答えが正しいか正しくないかに関わらず、自分より業界に詳しい人のひとつの意見ということで参考になる。
しかも、否定してくれる(意見を言ってくれる)ことで、その店員さんのセンスとか勉強姿勢とかそれに裏尽く自信とかがなんとなく感じられて、私は結局その人の言う通りに買ってしまうことがほとんど。
「んーそれは微妙ですね、(笑)」とか言われると多少驚くが、その瞬間から店員さんの株は上がってく。「これはどう?これは?流行は?」ってどんどん聞いてみたくなる。
逆に、例えばよくあるのが「この上を着る場合、パンツの形はどうしたらいいですか?」とかの質問に、「どの形でもいけます」というオール肯定の解答は結構困る。
ほんとにそうだから解答してくれてるのかもしれないが、それでも
(え、自分に自信の持てる判断基準がないから参考にしようと思ったのに...)となってしまう。
全然私的な意見でもいいので教えて欲しい。「わたしはこっちの方がすき、似合ってると思う」とかで良い。
基本決断するのはストレスがかかることだから、そのストレスを減らして、正解を提示してくれれば(意見を言ってくれればそれが正解のように感じる)、購入時の不安とか、購入後の後悔とかは少なくなると思う。
そしてそれがアパレル店員さんの最も価値のある仕事だと思う。