学生レベルから抜け出したい
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情報にお金を使うことの大切さを最近感じております。
ひらめきはセンスではない
今年に入ってから学生企業の道に進み、一応日々事業アイデアについて考えてきました。
はじめの頃、事業アイデア(起業するための材料)って突然のひらめきだと思ってました。天から降ってくるみたいな。有名企業家のレベルもひらめきのレベルにともなっているんだと思っていました。
なんか勝手に自分はひらめき能力がある!とか思い込んでたことからも(何でか知りません)、天からアイデアが降ってくるのを待っていました。
アイデアはメモるようにしていたので、その当時降ってきたアイデアが記録されていました。
スマホクリーン
クレジットカード保険
スノウ加工写真を何かに
飲食予約代理店
一日中英語に触れなければいけない英会話教室
学生インターンつなげる
イベント掲載アプリ
コーデサイト
・・・
みたいな感じです。
さすがに頭悪すぎて驚きます。
どれもこれも誰に対してのサービスかわかりませんし、既存で代替手段も競合サービスもわんさかあります。
このときの勘違いはひらめきがセンスによってもたらされると捉えていたことです。
実際はひらめきとは自分の経験体験中からしか得ることができません。頭の中にある情報をうまい具合に引っ張り出すことができたとき、“ひらめく”ということになります。
優秀な人はそろって知見が広く深いです。そういう人はどんなことにもすぐにキャッチアップできます。なので情報の収集能力も秀でています。
何が言いたいかというと、ひらめきは自分に蓄えられた情報量によって決まるので、ひたすら情報を浴びることが事業仮説を立てて進行していくことにおいて大切になるということです。さらに得られる情報量は日々その変化量が増加していく仕組みになっていると思います。
学生程度のアイデア
上記をふまえたうえで、今度は視野と領域への浸り具合問題になってきます。学生でよくありがちなのが、学生の域を出られない事業アイデアです。
よくあるのが
ポイントカードをひとつにまとめるアプリ
イベント掲載アプリ
駆け出しミュージシャンの曲が聴けるサービス
などだそうです。
これらは表面的な課題についてのみ解決を考えていたり、ユーザーイメージが甘いことが多いです。あとそもそも情報量が少ないということもあります。
ただ思うのは、本当に質の良いサービスはその領域に思いっきり入り込んで細かいことまで熟知しているひとが手がけているものが多いということです。これを考えると、学生の時点で筋の良いサービスを考えるのは、社会経験の差から難易度が高いということがわかります。
休学よりも社会に早く出たほうが良いかも、というのもこの考えから来ています。
解決策として
ある領域に詳しい人、情報に敏感な人、例えばエンジェル投資家さんなどからアイデアを頂戴するのがベストだと考えています。
人のアイデアぱくって何が良いんだ!ともなりがちなんですが、自分のアイデアに固執することは失敗の原因ですし、能力が必要になるのは事業アイデアよりも、それを運営することだと思っています。
ただ、そういったアイデアを持つ人に会うためには、そういった環境や情報の集まる場所に侵入していくことが大事なのではないでしょうか。
最近だんだんコミュニティのレベルが上がってきたので、今後より自分のレベルも上げて生かしていきたいです。
まとめると
1.情報を浴びることで情報感度をあげて、それらを知識財産にすることが事業仮説や運営につながる
2.学生レベルの考え方から抜け出すために、深くて広い知識をもつ人たちのネットワークに侵入していく
です。